
クモの猛毒が避妊薬として売られるかも
【サンティアゴ 1日 ロイター】
チリに生息するクロゴケグモ。その毒が避妊薬として売れるかもしれない――科学者たちが、そんな発見をした。クロゴケグモは猛毒を持ち、このクモに噛まれると命を落とすこともあるが、男性の場合はそのほかに、長期にわたり痛みを伴う、不随意の勃起を引き起こす可能性がある。
ロメロ博士によると、チリ南部にしか生息しないクロゴケグモの一種の毒には、精子を破壊する成分が含まれているという。世界のその他の地域に生息するクロゴケグモの毒には、この成分は含まれていない。
ロメロ博士率いる研究チームは、7年間にわたってこのクモの毒を研究してきた。研究のきっかけは、クロゴケグモに噛まれた後に人間離れした生殖能力を持つようになったチリの農夫の物語を知ったことだという。
初期の研究では、毒から抽出したエキスを勃起不全の治療に役立てることに重点を置いていた。だがすぐに、毒には効果的な避妊薬として作用する分子も含まれていることが分かったのだ。「これは大きなビジネスチャンスです。私たちは、殺精剤をつくりだしたのです」と、ロメロ博士はロイターの電話取材に語った。
博士は、この分子の効能は、現在市販されている人工の殺精剤のそれよりも優れていると確信しているそうだ。「私たちチリにとって、これはとてつもなく大きな市場へのチャンスの扉をける発見です。現在、今回発見された分子ほどの効能を持つ、天然由来の殺精剤はありませんから」。
チリ南部テムコの大学に所属するロメロ博士は、すでに勃起不全治療薬の特許を申請した。
チリには、とてつもない性的エネルギーを持つ、または数多くのセックス・パートナーを持ち、“クモに噛まれた男”と呼ばれる男が登場する民話がある。ロメロ博士の研究チームは、この民話に関心を持って研究を始め、今回の発見に至ったという訳だ。
チリのクロゴケグモは、“小麦グモ”としても知られる。このクモが麦畑に生息し、麦畑で働く農夫がクモに噛まれることが多いためだ。子どもや老人は、このクモに噛まれると死に至る可能性もあるが、若くて強健な農夫が噛まれた場合には、数日間勃起が続き、無意識のうちに射精する症状が出る。こうしたつらい時期を乗り越えると、噛まれた男性は性的エネルギーが増し、肉体的に強くなったことを実感する、と言い伝えられている。
ロメロ博士は、研究は2年ほどで完了し、殺精剤が世界各地の市場で販売されるようになるだろう、と語った。「副作用がないことを確認しなければなりません。ないと分かれば、ジェル状の避妊薬としてコンドームと組み合わせて使ったり、或いは女性用の外用薬として使ったりすることができます」。
チリの製薬会社アンドロマコ社が、この研究に支援を提供している。
クモがへーーーって思ってしまいました。
今、公開されているスパイダーマン3の主人公である、
スパイダーマンは人の科学技術によって生み出された新種のクモにかまれて突然変異して、
超人になるというストーリーでしたよね。
クモの毒でかぁ、民話で伝えられてるってことも興味深いですよね。
でも、エイズ(AIDS)なんかの感染病があるので、
本当に決まった相手以外と関係を持つ場合は、
できるだけコンドームを使いたいですね。
いや、真剣な話!!